MkDocsでJupyter Notebookを使えるようにする
MkDocs関連のpythonパッケージmkdocs-jupyterを使うわけですが、MkDocsでJupyter Notebookを使えるようにする方法を紹介します。
インストール
pip install
する。ついでにrequirements.txt
を書き換えておく。
python -m pip install mkdocs-jupyter
python -m pip freeze > requirements.txt
設定
mkdocs.yml
に以下を追加。
mkdocs serve
していて、"mkdocs-jupyter
がないよ"というエラーがでたら、再起動してください。
plugins:
- mkdocs-jupyter
jupyter環境を整える
MkDocsでドキュメントを書きつつ、Jupyterで分析のノートブック作っていくことになる。
- MkDocs用 : MkDocsをビルドしたり、
mkdocs serve
したりする環境 - Jupyter用 : Jupyterで分析する環境
MkDocs環境が汚れるのは嫌なので、2つの環境を作って別々でパッケージ管理していくのがおすすめ。
MkDocs用
これまでMkDocsをビルドする環境を.venv
で管理していたので、違う名前で作り直す。
事前のdeactivate
も忘れずに。
まずは、今は言っているMkDocs用のパッケージリストをバックアップして削除。
python -m pip freeze > requirements.txt
deactivate
rm -rf .venv
.venv-mkdocs
という名前で仮想環境を作り直す。
python -m venv .venv-mkdocs
source .venv-mkdocs/bin/activate
python -m pip install -r requirements.txt
これで復活。簡単ですね。
.gitignore
に、リネームした.venv-mkdocs
も無視するように追加しておく。
.venv
.venv-mkdocs
MkDocsはOSのターミナルで今後ビルドなり、mkdocs serve
する。
mkdocs serve
これで現状復帰。
Jupyter用
あとは、よく使われる.venv
をJupyter用に作る。
mkdocs serve
しているMkdocs用とは別のターミナルで作業する。
python -m venv .venv
source .venv/bin/activate
python -m pip install jupyterlab
サンプルノートの作成
Jupyter labを立ち上げるが、
- Jupyter用のターミナル
- 範囲を絞るためにこの文書のあるディレクトリ
で起動する。
jupyter lab docs/site
mkdocs-jupyter-sample.ipynb
というノートブック作成。
このファイル。
あとはmkdocs.yml
のnavにリンクを追加。
nav:
- Home: index.md
- Junk Note:
- サイト運営:
- サイト運営: site/index.md
- MkDocsでJupyter: site/mkdocs-jupyter.md
- jupyterサンプル: site/mkdocs-jupyter-sample.ipynb